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Calm breathing
独学ピアノの記録
★手持ちのピアノ教本と練習曲集の感想と検討★その1 テクニック系編
2015年01月26日 (月) 09:18 | 編集
気になる楽譜を集めて比較検討するのは個人の趣味と道楽であるが、こうしてまとめてみることによって、楽譜選びに迷っている人の参考くらいにはになるかも?と思って何種類かに分けて連載してみることにした。技術的な教本・練習曲集の使いやすさを主に書いてみようと思う。「個人の趣味による独断」であることは、個人ブログなのでご了承願いたい。
ちなみに、赤字が個人的に気に入ったもの。

1.全訳ハノンピアノ教本(全音)

ピアノをはじめたばかりの頃に買ったが、はっきり言って、使う気になれなかった。「はじめに」を読んで、「バカ言うな!」と思ったことがまずのきっかけである。
本「この全巻は1時間でひけます。」
Yukinagi「131ページ、60曲がかよ!たやすくそれが出来るなら、この手の本はいらんだろうよ。初心者お断りか?・・・しかも、1時間、練習時間を全て使えというのか・・・」
そして、楽譜を開いたら、音符がぎっしり詰まっている、見づらい。見ただけでお蔵入りになった。

そして、現在も使っていない主な理由として、
あまりにも、変奏の種類、移調のススメがいきなり多数で高度で、どれをどれだけやったら効果的か分からないのだ。やみくもにやるのは時間ばかりかかるのではないか?どうにも、自分では効果的な練習法が分からない。

しかし、これは「ハノン」そのものを否定しているのではない。問題は編集の仕方だと思った。

そこで、買ってみたのが、田丸信明氏編集の

ハノン 65の練習曲である。

これは、同氏の分冊のやつが評判が良いみたいだったので、新しく出ていた、1冊のやつを買うことにしたのだ。
中身は、各番号ごとにリズム変奏が3つと、移調が1つずつにまとめてある。田丸氏が、最初に必須かつ効果的だと判断したものだろう。移動も全音の2オクターブではなく、1オクターブにしてあり、楽譜がすっきりして見やすい。これだったら、毎日でも練習できそうで、目標が立てやすい。これがすっかり出来るようになったら、他の調への移調や他のリズム変奏も考えて良さそうだ。

・追記
ハノン 40の練習曲
ハノン65の練習曲のほうは、ハノンの最初の20曲しかなく、後はスケールとアルペジオが載っているのみである。
その続きも同じように見やすい楽譜で練習したい場合は、分冊の「ハノン40の練習曲」2冊の方がよさそうだ。

2.プレディーピアノ教本(全音)

細切れにされたハノンというところか。
超初心者から取り組める。
しかし、これもやはり、何をどこまでどれだけやったら効果的か、判断が難しい。いきなり、全部の調で弾いてみようと書かれていたりしたため、全音のハノンと同じ理由でやる気が出なかった。
全部しようと思うとげんなりするわけだが、ただ、自分の苦手テクが分かっている場合、抜粋して使用すると非常に効果ありと思う。

3.リトル・ピシュナ48(全音)

これは、微妙なところ。48曲が練習曲のように並んでいる。他の練習曲同様に取り組むにはいいかもしれない。
ただ、1小節ずつ転調するので、指練としては譜読みが面倒くさい。そして、何よりも個人的に、ちまちました転調がどうにも気色悪くて、耳に耐えられなかった。そういう理由で、ポリフォニー的訓練ならば、バッハを弾いたほうがいいと思った。気色悪いのを我慢すれば使えなくもないが(笑)。
全部しようとか続けて弾こうと思うと、げんなりするわけだが、ただ、自分の苦手テクが分かっている場合、抜粋して使用すると非常に効果ありと思う。


4.バスティン スケール・カデンツ&アルペジオ

スケールは、ハノンとかに載っているが、どのくらいの速さで弾けるようになったらいいかなどの、目標が欲しいと思った。そこで買ったのがこれ。これは、後ろに、バスティンで実践されている「スケール検定」(←クリックで開く)の合格基準が載っている。
楽譜もすっきりとして、とても見やすい。
導入の1オクターブのスケールとカデンツ、次に2オクターブのスケール、カデンツ、アルペジオが載っている。
バスティンの教本と併用するようになっているから、バスティンの教本というのもどういうものか見てみたいところだが、バスティンは薄くて高い。ただ、この特別編集の分冊は非常に使えると思った。
ちなみに、スケール検定は、上級になると、「スケールとアルペジオ(大阪音楽大学編)」を参考に受けることになるというので、これも買ってみた。今のところ、小刻みに目標を立てて、毎日練習出来ている。

こうして、「小刻みな達成を繰り返し、より高い目標へ」、に合った2冊が見つかった。
独学で「全調スケール」と、「ハノン」の開始である。
音源アップも、達成した記録としてはいいかもしれない。(他者が聴いて面白いものでは全くないが)。

2月4日加筆。

5.ツェルニー毎日の練習曲 Op.337

びっしり両手を使わされる。1小節ごとに区切ってあるから、指練に近い。しかし、続けて1曲として弾くことも出来る。いろんな調が出てくるから、黒鍵にも強くなる。ツェルニーらしい意地悪さは健在のため、左手含めてかなりのテクニックが磨かれる。実際に、1番の最初の方をしただけで、左手の4,5の指が動きやすくなってきた。指定テンポはとんでもないが、その40~50%で弾いても効果あり。むしろ、ゆっくりでも崩れないように弾くほうが大事だと思う。全音では、中級第4課程からになっているが、もっと前の段階で、ゆっくりやっていると、後々に左手に苦労しないで済むと思う。最もお勧めの練習曲&指練教本。
コメント
この記事へのコメント
記事を読んで笑いました(笑)特にハノンのところ・・・・(笑)
1時間使ったら、普段の練習時間をわたしは超えてしまいます。
練習できないならピアノなんて無理じゃないの?と思う人もいるでしょうけどね~。
2015/01/27(火) 00:31 | URL | ねこぴあの #-[編集]
ねこぴあのさん
ハノンみたいに昔からある教本は、まえがきなど、ツッコミどころ満載だったりします。
子供でも色々と忙しいと思うのに、プロ目指す人か、もしくはセレブニート笑しかピアノ弾いたらいけないかのような無茶なことが書いてある^^;
仕事持っている大人は、休日ならまだしも、平日は1日に1時間確保出来たら長いほうだと思います。
最近は「大人のための~」という教本や曲集の出版も増えているみたいで、それだけピアノが趣味の大人も増えていっているのではないかなと思います。
2015/01/27(火) 18:31 | URL | Kyo Yukinagi #-[編集]
Yukinagiさんらしいレビューですね。
ハノンの前書き、確かにひどい・・笑
誰得になっちゃいますが、子供向けのスケールの本、すごくいいのがあるんですよ。運指別のグループになっているのと、1オクターブだけなのと、導入が素晴らしくて、コタは今のところスケールには全く抵抗がないみたいです。
http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?code=451320

大人から始めた方で、スケールの運指に苦労している方って多いと思うので、こういうグルーピングで1オクターブっていうのがすごく良いと思うんですけど、イラストが子ども向けすぎてアレなんですけどね。
2015/01/28(水) 12:40 | URL | Sleeping #MJPjo7JA[編集]
Sleepingさん
分かりやすいHPの紹介、ありがとうございます。
アマゾンで検索して見たときに、この本も出てきて、「あー確かコタくんが使っているやつだ」と思っていました。けれども、そのときはどういうのかがよく分からずで、バスティンのHPを見て、安かったこともあり、バスティンにしたのですが、こうして紹介されたアドから”立ち読み”も見ると、非常に分かりやすい本ですね!運指のグループ分けは特に良いですね。思わず欲しくなってしまいます。インベンションで苦労しないと書いてあるのもポイント高い(笑)
2015/01/28(水) 22:14 | URL | Kyo Yukinagi #-[編集]
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