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Calm breathing
独学ピアノの記録
行き詰まりだけど
2018年10月13日 (土) 16:32 | 編集
こんなタイトルだけど、ピアノをやっていて行き詰るとか誰にでもあることだと思っているので、たいしたことだとは思っていない。ただ、問題点があって、一応の解決もしたのでまとめておく。まず問題点。

1.実は数ヶ月前から、「テクニック的にはこれが限界かもな」という弱気な考えは頭に浮かんでいた。というのも、2年近く前に弾けるようになった「永遠の豊穣」はやっぱり気を抜くと間違うし、一向に楽に弾けるようにはならない。モツソナも、毎回決まった場所がひっかかりやすい。この状態が2年続いているのだ。数ヶ月前まではそれでも希望をもって弾いていたが、とりあえず頭打ち状態。

2.大人なんだから、表現力(まあ、これには色んなテクニックも含み、テクニックと切り離されているわけではないが、歌心に重きを置いた意味で使う)に磨きをかけるという手も当然ある。でも、だから思い切り歌心に走る!といかないのは、本当のところ元々、表現力にはコンプレックスを持っていて、それは思い込みではなく、「プロ診断」だったからであった。ピアノでなく歌のほうだけれど。かいつまんでエピソードを書けば、小3の頃、自分を預かってくれてた「大好きなおじちゃんとおばちゃん」のために地元の小さなカラオケ大会で歌ったら優勝した。その後2人は続いて亡くなった(早すぎる病で)のだけれど、数年後、「ゆきなぎが歌手になるなら長生きしなければ」とおじちゃんとおばちゃんが言っていたことを思い出し、センチな気分になって歌のオーディションを受けたという。そこで、プロの審査員の最終審査を受けられたわけだが。「音程は合っている、声量はあるがそれだけ。じゃあ、なんで3次まで通ったのかというと、むしろアイドル向きだから。しかし、愛想ないねー。」上がるとは思ってなかったしとはいえ、「ああ、表現力ないもんなあ・・・」とピアノやってるとふと思うことが多かった。何度か、自分の表現力コンプレックスという話を書いたことがあったが、元々の引っかかりはこの件だったのだった。常にそれを思い出していたというわけではなく、自己像が知らず知らず「表現力のない自分」になっていたわけだから、なお良くなかった。この件に限定していられたならまだしも。それに、誰も表現力皆無と言ったわけでも、上手くなる可能性なしと言ったわけでもないが、知らず知らずコンプレックスになっていた。

でも、こうして初めて書いたのは、これが原因かと気付き、自分の中で過去になり解決を見たからだと思う。
そんなわけで、1と2に関しては、ほぼ解決してるので結論を書く。

1に関しては、今一応完成している曲というのにこだわりすぎずに、他の曲に手をつけていたら、いつの間にか、今の曲の難所が楽に弾けるようになることがあるらしい。「あるピアニストの一生」の田所先生がそのような経験をした(1箇所が上手く弾けないからピアニストになれないと思ったことがあったが、後に弾いてみたらなんなく弾けた)と書かれていたから間違いないだろう、と思っている。

2に関しては、昔のことというのもあるけど、とりわけ、ピアノに関してなら、同じ曲を弾き込むことで十分可能性があると分かったし、それから、歌とピアノに関連性があるからといって、イコールではないし、個人的に、歌よりピアノの方が歌詞がないので、自由度が高い。想像の幅が広い。そんなピアノだから自分に合っているように思う。聴き返してみるとピアノ開始した初期の頃(今なら他人の演奏のように聴ける)より表現力も上がっているようだ。

もうひとつプラス、他人に対してのほうが一生懸命になれるし、他人のことの方がよく分かる。今、姪にピアノを教えていて、やたらアイデアが湧く。こうこう、こういう順番で曲を教えるときっと上達するし、ソルフェージュはこれを使ってこうしよう。これが一番興味持つだろう。どんどんアイデアが湧いてきて、本当に楽しい。そしてそれはなぜか今ほとんど上手くいく。今、現に姪はどんどん上達している!
だから、きっとあの小3のカラオケで優勝したのは、子供が堂々と歌ったからということが1つの要因、そして、もう1つは、おじちゃんおばちゃんが喜ぶならと思ったからだったのだろう。

それにしても、人間は色々と変化し成長していくというのに、前ダメだったから今もダメと思い込んだり、現状であきらめがちな面って知らず知らず出てくるよなあ、それも自分に関してのみ、と思った件だった。ああ、もちろん、昔は可能性あったけれど、今はダメということだってもちろんある。今はアイドルにはなれん!笑 なろうとも元々思わなかったが。

さて、ピアノとかがんばろう!
コメント
この記事へのコメント
ふむふむ。
読み手が何も知らないうちに一山超えられたのですね。逡巡過程をぐだぐだと書かないあたり男性だなあと思いましたが、これって性差別になるのでしょうか(汗)。

わたしが個人的にゆきなぎさんのピアノのどんなところが好きかというと、しっかり積もった真っ白な雪のようだからです。
でこぼこなものも、醜いものも、覆いつくす。「思いやり」もあるけど、それが原動力ではなく、雪だから。
雪が積もった夜は静かですよね。
しんとした静かな寒い夜。
自在に形を変え、気温が上がると溶けてしまう。
なんだかわからないけど、そうした美しいはかなさも、あるような気がしています。
わたしにも長いことピアノでコンプレックスがありました。今年になってようやく解消しましたよ。


2018/10/14(日) 19:02 | URL | ねこぴあの #-[編集]
ねこぴあのさん
> ふむふむ。
> 読み手が何も知らないうちに一山超えられたのですね。逡巡過程をぐだぐだと書かないあたり男性だなあと思いましたが、これって性差別になるのでしょうか(汗)。

どうなんでしょうね。
そういえば、女性は共感を求める傾向だが、男性は問題解決したがる傾向、とかいう話を聞いたことがあります。
でもあくまで傾向で個人差は多くあるし、人によって比率(共感よりか問題解決よりか、両方器用にこなせるか)もあるかと思っています。

個人的には、逡巡過程って頭の中がごちゃごちゃしてて書こうという気になれるほど器用じゃないのと、あと、自分のことは自分にしか結局のところ分からないと思っているからかもしれません。
だからといって、1ヶ月も更新しないのはさすがにまずいなと思ってましたが^^;

> わたしが個人的にゆきなぎさんのピアノのどんなところが好きかというと、しっかり積もった真っ白な雪のようだからです。
> でこぼこなものも、醜いものも、覆いつくす。「思いやり」もあるけど、それが原動力ではなく、雪だから。
> 雪が積もった夜は静かですよね。
> しんとした静かな寒い夜。
> 自在に形を変え、気温が上がると溶けてしまう。
> なんだかわからないけど、そうした美しいはかなさも、あるような気がしています。

そのように言っていただき、ありがとうございます。
そういうのは自分では分からないところですから大変貴重に感じます。

> わたしにも長いことピアノでコンプレックスがありました。今年になってようやく解消しましたよ。

そうなんですね。1つのことを続けて初めて気が付いていくことありますね。
それは新しい発見だったり、過去から繋がっていることだったり。
今は今でいいけれど、未来にはまた新しい発見が出てくるのでしょうか。
楽しみですね。
2018/10/17(水) 10:23 | URL | ゆきなぎ #-[編集]
そんなことがあったんですか!
ほんと、ゆきなぎ少年のエピソードはどれも一味違った貴重なものばかりで本当に興味深いです。そうでしたかー。。

それにしても、プロ審査員の言い方、なかなかにヒドイですねw こういう大人の何の気なしの言葉ってけっこうトラウマになったりするもんなんですよね~・・・

で、最初はある特定の出来事に関しての傷とか思い込みが、いつの間にか他のことにまで広がってこじれてるってのもあるあるですよね。しかも無意識下でっていう。よくぞ解きほぐされました!しばらく深淵で格闘されてたんですね!

>1に関しては、今一応完成している曲というのにこだわりすぎずに、他の曲に手をつけていたら、いつの間にか、今の曲の難所が楽に弾けるようになることがあるらしい。

やっぱりそうなんですね!
自分もトリル、プラル、モルデントがなかなかうまくいかんくて、放置中の曲とか小ネタがいくつかありますが、安心してもうちょっと放置しようと思います!w

>2に関しては、昔のことというのもあるけど、とりわけ、ピアノに関してなら、同じ曲を弾き込むことで十分可能性があると分かったし、それから、歌とピアノに関連性があるからといって、イコールではないし、個人的に、歌よりピアノの方が歌詞がないので、自由度が高い。想像の幅が広い。

ですよねですよね!
慣れでどんどん手付きも変わってくるし、もう飽きたーと思ってからが本番だったりしますよねw

自分も表現力コンプレックスは半端ないですよw
というか生ピ触れる環境にない時点でけっこう終わってる感あるんでw、ピアノは練習させてもらう土台と割り切って、なんちゃってMIDIキーボーダー目指す路線ですし、手では表現できない分、動画の見た目でカバーしようという魂胆ですw(代理だか代償だか昇華的な何か)

>他人に対してのほうが一生懸命になれるし、他人のことの方がよく分かる。

これもすごいよくわかります。ほんとそうですよね~。
つい前のめりになりすぎて、当の本人がドン引きするぐらいになったことありますw

>それにしても、人間は色々と変化し成長していくというのに、前ダメだったから今もダメと思い込んだり、現状であきらめがちな面って知らず知らず出てくるよなあ、それも自分に関してのみ、と思った件だった。

全く全く。めっちゃ同意です。
細胞は日々入れ替わって、3ヶ月ぐらいでしたっけ?物質的には全く別物になってるっていうのにw いくら記憶で同一性を維持するためとはいえ、頭はちょっと固定的、機械的、保守的過ぎるところがあるというか、変化、成長のダイナミズムが勘定に入ってないとこありますよねw だから外部の目とか、記録振り返りとか、メタ視点でそこを補正する必要があるんだろうなぁとか思ったりしますw

>今はアイドルにはなれん!笑 なろうとも元々思わなかったが。

ならなくてよかったですよ!w ゆきなぎさんが、きちゃない業界の食い物にされなくて本当によかった!!というか、ゆきなぎさんは既に在野のミステリアスアイドルだと思います!
2018/10/21(日) 23:48 | URL | くだダヰナ #-[編集]
ゆきなぎさんレベルの演奏能力って、初級者から見ればかなりのものなのですが、悩んだりするのですね。

目指す部分の前向きな変化が、角聖子氏の「ピアコツ」で示される方向性と似た流れに感じました。
私は書籍を読んで、そうなのか~と思うのですが、そこに自力で到達するゆきなぎさんは流石です!

2018/10/23(火) 16:46 | URL | けもネコ #mQop/nM.[編集]
くだダヰナさん
返信遅くなってしまいすみません。

> そんなことがあったんですか!
> ほんと、ゆきなぎ少年のエピソードはどれも一味違った貴重なものばかりで本当に興味深いです。そうでしたかー。。

アスペで偏っているために、通常ではあまりないようなエピソードは色々とあるんですよ笑
小さい子供の頃になればなるほど特にそうですね。機会があれば書くかもですが、ほぼ音楽には関係ないものも多いので。

> それにしても、プロ審査員の言い方、なかなかにヒドイですねw こういう大人の何の気なしの言葉ってけっこうトラウマになったりするもんなんですよね~・・・

全体的に、全員に対し、物言いかなりきつかったと思います。
そうそう、大人になった今、子供と関わるときは気をつけねばならないな~と思っています。

> で、最初はある特定の出来事に関しての傷とか思い込みが、いつの間にか他のことにまで広がってこじれてるってのもあるあるですよね。しかも無意識下でっていう。よくぞ解きほぐされました!しばらく深淵で格闘されてたんですね!

格闘している間は、何がなんだかよく分かってないので、無為に日々を過ごすことになってしまいます。
自分の深い感情とその正体をつかむのは本当に難しい。
何か、バイアスがかかって自分の真の感情に触れられないようになっている感覚です。

> >1に関しては、今一応完成している曲というのにこだわりすぎずに、他の曲に手をつけていたら、いつの間にか、今の曲の難所が楽に弾けるようになることがあるらしい。
>
> やっぱりそうなんですね!
> 自分もトリル、プラル、モルデントがなかなかうまくいかんくて、放置中の曲とか小ネタがいくつかありますが、安心してもうちょっと放置しようと思います!w

プロのピアニストがそうだったと聞くと安心しますよね。

> >2に関しては、昔のことというのもあるけど、とりわけ、ピアノに関してなら、同じ曲を弾き込むことで十分可能性があると分かったし、それから、歌とピアノに関連性があるからといって、イコールではないし、個人的に、歌よりピアノの方が歌詞がないので、自由度が高い。想像の幅が広い。
>
> ですよねですよね!
> 慣れでどんどん手付きも変わってくるし、もう飽きたーと思ってからが本番だったりしますよねw

そうそう、そんなで、だらっとレパートリーを維持し続けて、あるときにまた「仕上げ」てみるのもいいかなと思っています。
常に、同じ曲を同じテンションで弾くとか不可能なので。

> 自分も表現力コンプレックスは半端ないですよw
> というか生ピ触れる環境にない時点でけっこう終わってる感あるんでw、ピアノは練習させてもらう土台と割り切って、なんちゃってMIDIキーボーダー目指す路線ですし、手では表現できない分、動画の見た目でカバーしようという魂胆ですw(代理だか代償だか昇華的な何か)

終わってはないと思いますよ。そりゃ、環境的にステージの音響でグランドで、練習は防音室でっていうのが表現するのにベストだとしても、そんな環境の人、ごくごく一部ですしね。あとはそれにどれだけ近づけるかだと思っています。
個人的に感じるのは、楽器がある程度の電子ピアノであれば、いや、そうでないキーボードでも、明らかに個性が出ている。それが魅力と個人的には思っています。というのも、今教えていて実感するのですよ。キーボードでも例え幼児の演奏でも感じる明らかな個性を。それは才能があるから無いからとかではなく、一人ひとりそれぞれ違うという面白さですね。

> >他人に対してのほうが一生懸命になれるし、他人のことの方がよく分かる。
>
> これもすごいよくわかります。ほんとそうですよね~。
> つい前のめりになりすぎて、当の本人がドン引きするぐらいになったことありますw

くださんもそういう感じの人なんですか、ああ、なんとなく分かるような気がします。

> >それにしても、人間は色々と変化し成長していくというのに、前ダメだったから今もダメと思い込んだり、現状であきらめがちな面って知らず知らず出てくるよなあ、それも自分に関してのみ、と思った件だった。
>
> 全く全く。めっちゃ同意です。
> 細胞は日々入れ替わって、3ヶ月ぐらいでしたっけ?物質的には全く別物になってるっていうのにw いくら記憶で同一性を維持するためとはいえ、頭はちょっと固定的、機械的、保守的過ぎるところがあるというか、変化、成長のダイナミズムが勘定に入ってないとこありますよねw だから外部の目とか、記録振り返りとか、メタ視点でそこを補正する必要があるんだろうなぁとか思ったりしますw

記憶で同一性を維持するため!なるほどです!ならなおさら、とりわけ現在の自己像は「そのためのもの」かと思ってしまえば、現在そうである根拠はそれ以外には少ないということで前向きに考えられますね。

> >今はアイドルにはなれん!笑 なろうとも元々思わなかったが。
>
> ならなくてよかったですよ!w ゆきなぎさんが、きちゃない業界の食い物にされなくて本当によかった!!というか、ゆきなぎさんは既に在野のミステリアスアイドルだと思います!

きちゃない、って、笑いましたww
まあ元々、愛想ないし、愛想を増やそうという努力をしたいとも思わなかったのでなりえませんが。精神的にも強くないですし。
ミステリアスとかは時々言われてましたね、自分では全くの無自覚ですが。
でも、独りでほこらにいるっていうのはいいですね、ドラクエだとそういう役割がいい笑
2018/10/27(土) 12:03 | URL | ゆきなぎ #-[編集]
けもネコさん
返信、遅くなってしまい、すみません。

> ゆきなぎさんレベルの演奏能力って、初級者から見ればかなりのものなのですが、悩んだりするのですね。

もしかしたら誰でもそうなのかもしれませんが、自分の演奏能力が高いと全然思えないんですよね。
やっぱり練習しているとミスいっぱいで、どうでもいいようなところでひっかかったり、ぐだぐだ過程が続きますし。
一部の天才は分かりませんが、ピアノはそういう過程を経て完成するものだからかもしれませんね。

> 目指す部分の前向きな変化が、角聖子氏の「ピアコツ」で示される方向性と似た流れに感じました。
> 私は書籍を読んで、そうなのか~と思うのですが、そこに自力で到達するゆきなぎさんは流石です!

あ、ピアコツ、買ったのに読んでなかった!笑
以前に、けもさんの記事を読んで、買って積み本してました。
似た流れということで、実感を伴って納得できるかもしれないので読んでみます。
2018/10/27(土) 12:54 | URL | ゆきなぎ #-[編集]
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