Calm breathing
独学ピアノの記録
三善晃 海の日記帳より「海のゆりかご」「浜かぜと夜明け」
2016年07月04日 (月) 20:09 | 編集



三善晃さんの「海の日記帳」より
1.海のゆりかご
2.浜かぜと夜明け
です。
以前書いたことがありましたが、最初この曲集の音源を聴いたときは、あまり良さが分からなかったのです。しかし、ある日じっくり聴いてみると、「なんてことだ!」と思いました。
イマジネーティブで繊細、水彩画のような情景描写、対位法を使った表現は右手が左手に左手が右手に語りかけるようで。

1.海のゆりかごは、海は生命の産まれる場所ということを想像しました。全ての生命は海から産まれた、そんな想いを「ゆりかご」のように揺れる波の動きで表現したいと思いました。

2.それでもまだなお、この2曲目の良さはわからない日々、いまいち情景が描けない思いでいました。しかし、インスピレーションはある日やってきた!他の曲を弾いていて、やっぱりもう1回チャレンジしてみようと思い、弾き始めたときだった。右手が浜かぜ、その風で揺れる水面が左手、まるで会話のように、そう思いました。風の吹く感覚がふと解った気がしたというか・・・。テヌートをしっかり意識して仕上げました。弱起の曲です。そして、転調して45秒のところからが夜明けの描写。ゆっくりのぼり、水面にオレンジ色ににじんだ太陽が映る。三善さん本人の解説にも、「夜明けの光を描く気持ちで」とありました。

この、海の日記帳、三善晃さん本人が演奏CDを出されているのですよ!もちろん買いました!解説も前書きも全て三善さんの言葉。自分の言葉で、と書いてあります。

あるピアニストの一生の田所先生も書かれていましたが、この曲集は子供向けでは全くありません。よほどの子供しかわからないだろうと書いてありましたが、そう思います。こんな地味~な海の描写を子供が好むとは思えない。この曲集、技術的にはバイエルでも弾ける曲からはじまり、最後の曲もツェルニー30終了程度くらいと、妥協してあると思いますが、内容は三善ワールド全開で、調号バリバリで、転調だらけの曲もあり、対位法が駆使されている。でも、この妥協のなさが大人には魅力なんです(弾きたがるのはむしろ大人らしい。でも、大人でも数多くはないだろうなあ。)。・・・とはいえ、僕は大人ですが、エレクトーン歴7年、ピアノ歴8年、それでやっと、この曲集を表現する楽しみにたどり着きました。

妥協のない三善ワールドといえば、この曲を聴いたとき爆笑しました。
アニメの曲としてありえね~笑 これもピアノでいつか弾きたい。


もう、三善晃さんナシではピアノ生活は成り立ちません。
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